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2007年11月17日

プロヴァンスからレシピをお届け(番外編)

プロヴァンスからの番外編でーす。


写真は、近くのワインのブドウ畑、キノコのオリーヴ付けです。


 
 さてさて、話題は、ノエルに行ってしまいましたが、秋の味覚をおいしく保存しましょう!
保存食は、先人の知恵、財産です。今回は、キノコ。
日本は、キノコにとって住みやすい気候なんでしょうか、一年中出回っていますが、
フランスでは、キノコは秋の味覚。
所謂マッシュルームといわれる、シャンピニオン・パリでこそ、年中ありますが、
トリュフをはじめとする木の子たちにお目にかかれるのは10月と11月の初めだけ。
で、お家でも少しでも長く味わおうというわけで…。
 
 作り方は、いろいろありますが、今回紹介するのは知り合いのお父さんが教えてくれた方法。
彼は、こういう塩味系統の保存食に通じているし、果実酒もすごくうまい。
つまり、じぶんのたのしみなんでしょうか・・・?


 
 1、まず、キノコ(今回は季節が外れてしまったので、シャンピニオン・パリを使っています。)
をきれいに拭いて掃除する。大きいものは半分にしても。
 
 2、たっぷりのお湯を沸かし、キノコを入れて火を通す。
大きさにもよりけりですが、火が通ればいい。に過ぎると味も香りも飛ぶし、ちぢみます、すごく。
茹でたら、ざるにあけてよく水分を切ります。例のお父さんは、24時間水切りをしろと言っていました。
 
 3、別の瓶に、塩、こしょう、ローリエ、タイム、ワインビネガーを入れてよく混ぜておきます。そこへ、前のキノコを入れて、かぶるまでオリーヴオイルを入れて出来上がり!そのままでオードヴルにもいいし、サラダに混ぜてもいい。クリスマス・パーティにもどうぞ!Bon Apetit.
 
 *保存食ですが、湿気多い日本では冷蔵庫に入れたほうがいいと思います。
オリーヴ・オイルは5度くらいで固まって来るので、半分をサラダ油にするといいですよ。  


Posted by misa at 09:25Comments(0)

2007年11月17日

プロバンスからの便り

 十一月も中旬になって、めっきり寒くなってきました。
今日は、朝からみぞれと雪が混じったような雨が降っています。空も、灰色…。
(ただし、プロヴァンス地方の冬は福岡のそれとは違って、晴れている日の方が多いんですよ。
朝の冷え込みも厳しいけど、日中は十度以上になることもしばしばです。)
 
 今日は、午前中買い物に行ってきました。
家から十五キロくらいのスーパーマーケット入りのショッピングセンターっていう感じのところです。
お店に入ったら、目の前にドーンとクリスマスツリー、右手に‥!
おもちゃコーナー(子どもは、絶対連れてこないぞ、と思いました)、
そのほかクリスマス関連の商品が溢れて、いつの間にかクリスマス一色。
フランスは、カトリックの国です。クリスマスは宗教の伝統行事の一つなんですね。
 
 今でこそ、クリスマス・プレゼントや、クリスマス・パーティの大騒ぎが先行しがちですが、
もともとクリスマス・イブには、家族で教会に行ってお祈りをし、家へ帰ってきてから、
家族そろってクリスマスの食卓を囲み、その料理も伝統的に用意されるものが決まっていました。
日本で言うと、大晦日と新年のお節料理といったところでしょうか。プロヴァンス地方でも、しかり。
今でも、この土地に長くいるお宅にクリスマスの時期に伺うと、13種類のデザートというのを出してくれます。



デザートといっても、おしゃれなフレンチレストランのではなく、ごくシンプル。
ヌガー・プロヴァンサル、カリソン、のようなプロヴァンス特産のお菓子から、
最後は木の実、乾燥果実までの13種を、たくさんでなくていいから、一つずつ口にします。
一つ、一つに新しい年への願いが託されていて、これから一年、
また健やかに過ごせますようにという思いがかなうように祈るのだそうです。
 
 クリスマスの・プレゼントにしても、です!
もとはといえば、サンタ・クロースは、フランス語で言うサン・ニコラで、サン・ニコラの日は、
12月の最初の日曜日、いい子にしてたら、サン・ニコラがボンボン(お菓子)をくれて、
悪い子はお尻をぶたれる、という子どものお祭りだったんですね。お祭りから帰ってくると、
子供たちは、なにかしらプレゼントを貰えることもあった、というのをいつの頃からか、
商業ベースとアメリカンドリームがごっちゃになっちゃったようなクリスマス・プレゼント戦争になった、みたいです。
 
 ま、とにかく、12月というのはなんとなく気分も浮きたってくるお祭りムードにあふれて、
フランス中が、フォアグラだ、カキだ、チョコレートだ、ブッシュドノエルだ、
と日ごろダイエットにいそしんでいる人々でさえ、ごちそう解禁、グルメ・フェスティバルになる。
それでも、クリスマスツリーの横に、サントン人形のクレッシュを飾り
(これも、プロヴァンスのクリスマスのかざりの一つ)
13種のデザートのうち何種かだけでも用意しようかな、などと思っています。  


Posted by misa at 09:25Comments(0)

2007年10月29日

プロヴァンスからレシピをお届け(番外編)

はーい!こんにちわ。
先日、朝のテレビ番組でなかなかおいしそうなレポートがあったので、紹介します。
パリの青果市場からだったんですが、プロヴァンス特産のイチジクの食し方の提案で、
これはお家でもいける!

1、前菜で、薄くスライスしたイチジクに、
これまた薄くスライスしたシェーブル(羊)のチーズを乗せて、オリーヴオイル、
アサツキのみじん切り、レモン汁、塩、コショウをかけていただく。
軽くトーストしたパンデピスを敷いてもよい。
☆ちょっとツウの人向きかも。でも、おいしいよ!

2、デザートです。簡単!イチジクを縦に半分に切る。
真中に、ブラックの板チョコを一切れさす。
800Wの電子レンジで30秒から40秒。
イチジクは火が通ると生臭さが取れて、甘さも引き立ちます。
そこへ、とろーりととけたチョコ!
☆おやつにも、OK!ロシアンティーと一緒にどうぞ。  


Posted by misa at 19:26Comments(1)